Menu

日本心エコー図学会
第33回学術集会

学術プログラム

仁村レクチャー

座長: 中谷  敏(大阪府済生会千里病院)

演者: 増山  理(星ヶ丘医療センター)

シンポジウム

シンポジウム「症例でみる心臓マルチモダリティイメージングのすすめ」

企画趣旨

座長: 林田 晃寛(心臓病センター榊原病院)
鍵山 暢之(順天堂大学)

画像診断技術の中で、循環器領域の心エコー図は他の画像診断とやや異なった独特の進化を遂げてきた。心エコー図は主に循環器内科医および生理機能検査技師の手によって行われ、その高いフレームレートとドップラー法によって主に生理学的、血行動態的な観点から循環器学を研究してきた。一方で、CT、MRIや核医学といった画像診断は、心エコー図では確認の難しい心臓および周辺臓器解剖の全体像や組織正常診断、心筋の代謝など心エコー図とは異なる情報を得ることができる。近年の画像診断の急激な発展により、それぞれのモダリティから得られる情報は飛躍的に発展しているにもかかわらず、CT、MRI、核医学は主に放射線科医、放射線技師によって行われており、心エコー図を専門とする医師や技師の中がこれらの画像診断に明るくない場合も多い。本シンポジウムでは、主に症例をベースにエビデンスや研究も踏まえて、心エコー図と対比したCT、MRI、核医学検査の有用性、並びにお互いの検査の補完性やフージョンイメージングの可能性を議論したい。

シンポジウム「心不全チーム医療における心エコー図検査」

企画趣旨

座長: 衣笠 良治(鳥取大学)
太田 哲郎(松江市立病院)

ポンプとして動き続ける心臓をリアルタイムに観察できる心エコー図検査に携わる私たちは、心不全チームのメンバーとして何をチームに提供すれば、より良い心不全治療・ケアに貢献できるでしょうか?
心不全チームには心不全の治療・ケアへの多方面からのアプローチが求められています。心エコー医(echocardiologist)や心エコー技師(cardiac sonographer)には、マルチモダリティに精通して診断、病態評価、治療効果判定に中心的な役割を担い、また、多職種と連携することで診療の質を高めることが期待されています。例えば、治療薬の選択、手術やTAVI、MitraClipなどのカテーテル治療、CRTや左室補助人工心臓の管理ではそれぞれのスタッフとの連携が治療成功の鍵を握っています。がん治療関連心機能障害では経時的なEFやGLSの評価が重要です。心リハの実践や患者や家族の教育、生活指導、そして、心不全の緩和ケア、在宅での介護との連携を含む広義のケアの実践にもEFなどの心機能の指標や病態の変化に関する心エコー図検査から得られる情報は欠かす事ができないはずです。では、実際に日々の臨床で心エコー図検査の結果を役立つ情報として提供することができ、心不全チーム全体で有効に活用されているでしょうか? 本シンポジウムでは、よりよい心不全診療を提供するための心エコー図検査の有用性と在り方をメディカルスタッフとともに議論します。

シンポジウム「超高齢者心エコー図検査の考え方」

企画趣旨

座長: 山田 博胤(徳島大学)
土肥  薫(三重大学医学部附属病院)

超高齢化社会に突入して久しい我が国では、超高齢者に対する心エコー図検査の機会が益々増加している。正常者であっても心形態や心機能には加齢に伴う様々な変化が見られ、特に超高齢者では、左室拡張能指標等いくつかの心エコー計測項目において一般的な正常値を用いると評価を誤る可能性がある。大動脈弁硬化、僧帽弁輪石灰化、S字状中隔などの異常所見についても、超高齢者における臨床的意義については十分に解明されていない。超高齢者では、貧血や腎機能低下、肺疾患など様々な併存症を有する患者が多く、これらがどのように心機能や心エコー図所見に影響を及ぼすのか、十分に解明されているとは言えない。また超高齢者の心臓手術、非心臓手術の件数が年々増加している現状において、治療適応決定や術前リスク評価に対する心エコー図検査の適応や活用法、レポート記載の方法についても議論すべき課題が多くある。更に、難聴、意思疎通困難、体位変換困難などのため良質なエコー画像が得られにくい場合の工夫や、転倒リスクへの対応などの安全管理面に対する議論も必要と思われる。上記のような超高齢者特有の諸課題について、医師、技師を含め様々な立場から多くの議論がなされるよう期待する。

シンポジウム「カテーテル治療における心エコー従事者の放射線被曝」

企画趣旨

座長: 丸尾  健(倉敷中央病院)
石津 智子(筑波大学)

ここ10年程のstructural heart disease(SDH)に対するカテーテル治療の進歩は著しい。それに伴い、心エコー従事者がカテーテル治療に立ち会う機会が飛躍的に増え、放射線に晒される機会も急速に増加している。時には管球の近くで長時間の経食道心エコーを行ったり、照射野に手をさらして経胸壁心エコーを行ったりと、対策を行わない場合にはカテーテル治療の術者よりも被爆量が多くなるともいわれている。また、比較的若い医師、技師、女性がこれら業務に従事する機会も多くなっており、放射線被曝を減らす努力、対策を行うことは非常に重要な新たな課題である。放射線被曝は心エコー従事者にとって他人事ではなく身近な問題である。
本セッションでは、放射線被爆の危険性、防護について基本的な認識を共有し、さらにカテーテル治療における心エコー従事者の被爆、対策に関して現状、課題をクリアにしていきたい。放射線安全の専門家の方などの意見も交えて、未来の心エコー従事者のためにもできる限り解決に向けた議論ができればと考えている。

シンポジウム「がん治療関連心機能障害〜実臨床での心エコー評価のポイントと有用性~」

企画趣旨

座長: 塩山  渉先生侍史
望月 泰秀

がん治療関連心機能障害の歴史は古く、アドリアマイシン心筋症が初めて報告されたのは1960年代後半です。βブロッカーやACE阻害剤/ARBといった心保護薬により以前に比べて予後は改善しているものの、難治性の疾患であることに変わりはありません。2000年以降は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が登場し、がん治療が大きく進歩したのと同時に従来の抗がん剤とは異なる機序で心機能障害が発症することが知られるようになりました。がん治療の中断を回避するためには、早期に心機能障害を見つけ出し、治療介入することが重要です。また縦隔腫瘍や食道がんなど心臓に隣接する悪性腫瘍に対する放射線治療では、数年を経て心機能障害、虚血性心疾患、弁膜症、心膜疾患などを発症することがあり、長期にわたる心機能のマネジメントも必要です。このように腫瘍循環器領域では心エコー図検査の果たす役割は益々重要になっています。近年、日本心エコー図学会から「抗がん剤治療関連心筋障害の診療における心エコー図検査の手引」が作成され、臨床現場での指針として役立てられています。しかし一方では検査数の増加による検者不足などの問題もあり、いかに効率よく検査を進めるかということが今後の課題です。本シンポジウムではこの領域の第一線で活躍されている先生方に実臨床での取り組みや、がん治療関連心機能障害の最新の話題について解説していただきます。

シンポジウム「心房機能から心疾患を診る」

企画趣旨

座長: 井上 勝次(愛媛大学)
大手 信之(名古屋市立大学)

心エコー図法による心室機能評価(左室収縮能・拡張能・右室収縮能)は日常臨床でルーチンに行われている。一方で心房機能評価の現状はどうだろうか?左房拡大は心不全、心臓弁膜症などの心疾患の予後と関連することが明らかにされており、左房容量係数はスクリーニング評価項目の一つになりつつある。心房拡大があれば心房の機能的異常を伴う可能性が高いため、心房機能評価は心疾患の診断、治療効果判定及び予後予測に有用と考えられる。心エコーによる心房機能評価法としてドプラ法(肺静脈血流速度)、2D・3D心エコー法(心房容積変化率)、ストレイン法(ポンプ・リザーバーストレイン)が用いられる。心不全において左室充満圧の評価が困難な場合、心房機能から推定することが出来るかもしれない。また、心臓弁膜症において心房機能評価を行うことで至適手術時期の決定や予後予測に負荷的価値を持つ可能性がある。さらにはフォンタン手術後の先天性心疾患では右心房機能の損失が右心不全症状の一因となっている。今後増加が予測される成人移行期の先天性心疾患において心房機能評価の新たな知見の集積が期待される。本セッションではさまざまな心疾患において心房機能評価を行うことで診断、治療、予後予測、予防医学に貢献できるかを幅広く議論していきたい。

シンポジウム「心エコー図領域におけるAIの現状と未来」

企画趣旨

座長: 楠瀬 賢也(徳島大学病院)
中谷  敏(大阪府済生会千里病院)

2018年9月にCirculation誌に人工知能(AI)による完全自動の心エコー図検査法が提示されて以来、多くのAI×心エコー研究が報告され続けている。AIを用いて心エコー図画像を解析することで、ヒトが行う日常業務の自動化だけでなく、診断補助や予後予測までも現実になろうとしている。一方で研究報告されているAIモデルを実臨床で使おうとすると、様々な問題(判断過程のblack box、倫理的問題、業務フローにおける立ち位置)が顕在化してきた。本セッションでは心エコー図検査領域において、我々の既に使えるAI技術と、これから実現化してくるだろう最新のAI技術についての報告を行い、AI×心エコーの現状を確認し、将来像を明らかにしていきたい。

シンポジウム「三尖弁閉鎖不全症の診断、治療時期、治療法」

企画趣旨

座長: 泉  知里(国立循環器病研究センター病院)
宇都宮裕人(広島大学)

忘れ去られた弁“forgotten valve”と呼ばれていたのは今や昔、三尖弁評価に急速にスポットライトが当たりつつある。ここ10年の変化を列挙すると以下のような点が挙げられよう。
①様々な心疾患において、三尖弁閉鎖不全症(TR)が予後を悪化させることが明らかになり、治療の必要性が認識されるようになった。
②3D心エコー図の導入と発展により、複雑な三尖弁形態の解析が可能になってきた。
③新たな疾患カテゴリーである心房性機能性TRが提唱され、機能性TRの中にも弁形態の異なるサブグループがあることが明らかになった。
④TRに対する侵襲的治療として外科治療だけでなく、より低侵襲な経カテーテル治療の臨床応用がはじまった。
こうした変化がTRや三尖弁評価についての見直し(revisit)と研究(research)を刺激し、新たな知見が多く出てきている。本邦においても、一昨年に発表された日本循環器学会弁膜症ガイドラインでは、初めて心房性機能性TRの記載がなされると共に、侵襲的な治療介入の時期について全体的に早める方向での改定がなされた。また、昨年からは経カテーテル的三尖弁形成術の臨床治験も開始されている。本セッションでは、TRの評価に必要な解剖学的知識、新たな経カテーテル的治療を見据えたTR評価法、新ガイドラインを踏まえたTRの治療時期、さらには外科的治療やカテーテル治療の現状について、皆さまとともに知識を共有し、議論する機会としたい。

パネルディスカッション

パネルディスカッション「負荷心エコーからわかる事実、次につなげる一歩」

企画趣旨

座長: 平野  豊(近畿大学病院)
杉本 匡史(三重県医療保健部)

循環器診療を行う際に心エコー図検査は必須の検査であり、患者の診断、病態解明、予後予測、そして治療適応まで幅広い場面で活躍している。しかし一方で、個々の症例において安静時の心エコー図所見だけでは明確な判断を下せず、診断や治療に苦慮する場面をしばしば経験する。負荷心エコーは安静時と負荷時の違いを観察できるという利点から、安静時では診断しえなかった病名や新たな病態生理の発見を臨床現場にもたらしてくれる検査方法であり、今後の循環器診療にとって重要な役割を果たすと考えられる。
本企画では負荷心エコーを行っている各施設から実際の症例を提示していただき、負荷心エコーを行ったことで明らかになった診断、病態生理、治療適応などについてパネルディスカッションの形式で議論を深めていきたい。また、これまで負荷心エコーを行っていなかった施設が新たに負荷心エコーを開始する際の一助となるよう構成を配慮することで、今後の循環器診療における負荷心エコーの普及につなげる一歩としたい。

パネルディスカッション「今望まれている心エコー医像ジェネラリティとスペシャリティの調和」

企画趣旨

座長: 山本 一博(鳥取大学)
渡邉  望(宮崎大学)

医療の進歩に伴い、各領域がさらに細分化されている。そのおかげで高度な医療を患者さんに提供できている反面、専門領域以外の進歩に十分に追随することが困難になっていることも事実である。心エコー図検査は循環器診療において土台となる位置づけにある。診療の最終目標は有効な治療を患者さんに提供することにあり、有効な治療を提供する入り口は病態の把握であり、病態の把握には心エコー図検査が必須となっているからである。さらに、近年進歩が著しいstructural heart diseasesに対する治療では、心エコー図検査は病態把握のみならず治療のナビゲーターとして重要な役割を担っており、治療の成否を大きく左右していると言っても過言ではない。このような中で、心エコー図検査が担うことができる領域をひとりの医師がすべて完璧にカバーすることは望みがたい。一般医療の中でもスペシャリストとジェネラリストという呼称があるように、心エコー医の中にもスペシャリストとジェネラリストという色分けが出てくることは避けられないと考えられる。また、近年は異なる領域の専門家から構成されるハートチームによる診療の重要性が強調されており、その中の一員として心エコー医が果たす役割は重要とされている。本パネルディスカッションでは、「心エコー検査」と言っても色々な立ち位置がある中で心エコー医が果たすことができる多様な役割について議論を深めたい。

パネルディスカッション「もう一度考える左室壁運動異常」

企画趣旨

座長: 浅沼 俊彦(富田町病院)
山口 一人(島根大学)

心エコー図法における左室壁運動異常の評価は、最も基本であるにもかかわらず、最も難しい項目の一つです。特にエコー初級者には大きな障害ですが、主観的な評価であるため、中上級者でも苦手意識を持っている人は多いようです。自分の壁運動評価が他の先生や技師さんの評価と違ったということは誰でも経験しているでしょう。これを克服するために「多くの症例をみるように」との指導を受けますが、大病院ならいざ知らず、小規模病院や医院では途方にくれてしまいます。どうしたらよいでしょうか? 近い将来にはAIにより、この評価も自動化されると期待されますが、装置まかせにするものあまり面白くありません(将来は逆にAIから教わる手もあるかもしれませんが)。
本シンポジウムでは左室壁運動異常評価のスキルアップのための方法や知っておくべき知識・ノウハウに関しての講演を募集します。総合討論も行い、左室壁運動異常評価の苦手意識を少しでも軽減できるようなセッションにしたいと思います。

パネルディスカッション「知っておくべきACHDの心エコー」

企画趣旨

座長: 高橋  建(順天堂大学)
椎名 由美(聖路加国際病院)

成人期に到達する先天性心疾患術後患者はますます増加しており、超音波検査を担うエコーラボの役割の重要性が認識されている。一般的にACHDの分野は5つに分けられ ①外科治療(再手術を含む)・カテーテルインターベンション ②内科治療(重症心不全・心移植・感染性心内膜炎を含む)③不整脈 ④PH ⑤CHD合併妊娠 である。以上のどの分野においても画像診断が重要であることは言うまでもない。

遠隔期の問題点として特にエコーラボのスタッフが知っておくべきことは ①術後の合併症(弁機能不全等) ②ガイドラインだけでは明確に決定出来ない再手術の時期・術式(特に複数の弁機能不全を生じた際の再手術の戦略) ③感染性心内膜炎の診断の難しさ(ディバイス・人工弁感染)④高齢者特有の問題(再手術後も遷延する左室拡張障害)等が挙げられる。また⑤進行する心機能不全も予後に大きな影響を与え、先天性心疾患においては定量評価が困難であるが、重要な課題である。

以上ACHDの様々な遠隔期の問題について、実際の症例に基づき臨床に役立つ心エコー解釈をディスカッションしたい。症例報告および臨床研究について公募する。

パネルディスカッション「肺動脈弁の評価を見直す」

企画趣旨

座長: 杜  徳尚(岡山大学)
新居 正基(静岡県立こども病院)

カテーテルインターベンションの普及もあり,弁膜症の治療は大きく変化している。これまで弁膜症の治療といえば外科一辺倒であったが、内科医が直接治療する機会も急激に増加しており、それとともに心エコー図による評価法も進化を遂げている。とくに大動脈弁と僧帽弁については本邦でもカテーテルインターベンションの普及が進んでいることもあり、その知見はますます深まっている。近年ではそれに加えて肺動脈弁に対するカテーテルインターベンションが本邦でも可能となった。しかし、問題となる肺動脈弁疾患の多くは先天性心疾患に関連しており、症例数も限られることから、まだその評価方法や予後などについて不明な点も少なくない。従来、右心室は後負荷には弱いが前負荷には強いと考えられてきた。しかし、ファロー四徴症術後における肺動脈弁逆流は右室容積の拡大と機能障害をもたらし、遠隔期における予後の重要な規定因子であることが分かっている。介入の目安として右室容積がゴールドスタンダードとなっているが、どの程度の逆流量が右室の形態と機能変化をもたらすかなどの知見はまだ不足している。本セッションでは肺動脈弁疾患の評価や予後などにおいての心エコー図の活用について議論を深めたい。

パネルディスカッション「TAVI後PVL評価の実際」

企画趣旨

座長: 鶴田ひかる(慶應義塾大学病院)
宗久 佳子(仙台厚生病院)

経カテーテル大動脈弁留置術TAVIが国内導入されてから9年が経過し、良好なTAVIの中短期成績が国内外のガイドラインに反映され、手術高リスク症例に加えてより低いリスク症例についても治療対象が広がり、TAVIは確実に実臨床に浸透している現状である。TAVIで多く見られる弁周囲逆流PVLは、デバイスの進歩により改善は見られるものの、AS症例の予後に与えるnegative impactは依然問題点であり、PVLを改善させる治療手技の試みは重要である。一方で、PVLは偏心性のジェットを呈し、重症度の判断に苦慮することも少なくない。本セッションでは、1. カテーテル術者の視点から、手技リスクとPVLを考慮したデバイス選択、TAVIのPVLに対してどのようにマネジメントを行うのか、2. 治療手技に立ち会うエコー医の視点から、術中心エコーによるPVL評価の実際と対応をどのように行うのか、3.エビデンスをふまえて、TAVIのPVLが心機能と患者予後に及ぼす影響をどのように考えるのか、以上の3つの視点で講演をいただき、discussantとの議論も通じて、基本的な知識と理解を深める学びの場にしたい。

パネルディスカッション「心エコー研究を考える」

企画趣旨

座長: 田中 秀和(神戸大学)
瀬尾 由広(名古屋市立大学)

心エコー図法は非侵襲的かつ簡便な検査法であり、循環器疾患を有するほぼ全ての患者に施行が可能である。一般的な心機能のみならず、弁膜症、心筋症などの病態評価にも優れている検査法であることは言うまでもない。さらに、近年はスペックルトラッキング法や3次元心エコー図法などが比較的簡便にできるようになり、より詳細な心機能評価ならびに病態評価が可能になっている。本邦は世界的に見ても“心エコー図先進国”と言えるほど、質の高い心エコー図検査が全国各地で行われているが、本邦の心エコー図法を用いた研究に関しては、まだ満足できる状況ではないと思われる。
本パネルディスカッションでは、心エコー図の研究に精通された若手の医師と技師、ならびにベテランの医師と技師の計4名に登壇頂き、心エコー図法を用いた研究について、自験例を交えて講演頂く。心エコー図法を用いた研究にすでに従事している医師ならびに技師、または今後研究を行いたいと思っている医師ならびに技師の先生方には、是非とも参加して頂き、実りあるディスカッションを行い、今後の研究の立案ならびに遂行の参考にして頂きたい。

若手心エコーフェローの会による企画セッション

教育委員会企画セッション

教育企画1「⼼エコー機器の基本機能を使い倒す!」

企画趣旨

今⽇「⼼機能がどうなっているか⼼エコーでみてほしい」といわれるとき、様々な背景の患者に対して、多岐にわたる「⼼機能」の評価が求められ、時に数値が独り歩きすることもある。どのような患者の⼼エコー検査においても、基本⼼機能を押さえてそれを踏まえて全体的な解釈をする必要がある。本教育企画では、そのような基本⼼機能として左⼼収縮機能・拡張機能、右⼼機能に焦点を当てて、評価のポイント、注意点、⼯夫などを提⽰する。さらには弁膜症術後や、構造的⼼疾患のカテーテル治療後などの⼿の加わった⼼臓の評価の基本についても述べる。本企画を通じて、どのような患者の評価を⾏う場合でも必要な基本⼼機能を調べつくす⼒を⾝に付けてほしい。

教育企画2「基本⼼機能を調べつくす!−左⼼機能、右⼼機能、術後の⼼機能−」

企画趣旨

今⽇「⼼機能がどうなっているか⼼エコーでみてほしい」といわれるとき、様々な背景の患者に対して、多岐にわたる「⼼機能」の評価が求められ、時に数値が独り歩きすることもある。どのような患者の⼼エコー検査においても、基本⼼機能を押さえてそれを踏まえて全体的な解釈をする必要がある。本教育企画では、そのような基本⼼機能として左⼼収縮機能・拡張機能、右⼼機能に焦点を当てて、評価のポイント、注意点、⼯夫などを提⽰する。さらには弁膜症術後や、構造的⼼疾患のカテーテル治療後などの⼿の加わった⼼臓の評価の基本についても述べる。本企画を通じて、どのような患者の評価を⾏う場合でも必要な基本⼼機能を調べつくす⼒を⾝に付けてほしい。

認定専門技師制度委員会企画セッション

ダイバーシティ推進委員会企画セッション

ウルトラクイズ

留学助成帰国報告会

CVIT-JSEジョイントセッション

JB-POT講習会

ASEジョイントセッション

EACVIジョイントセッション

KSEジョイントセッション

KSE症例検討会

国際受賞者講演(ASE-YIA/EACVI-YIA/KSE-YIA)

一般演題(口演)

会長講演

座長: 増山  理(星ヶ丘医療センター)

演者: 山本 一博(鳥取大学)